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【26.10.19〜20熊野古道小辺路(三浦口~熊野本宮大社)】

執筆者の写真: mjplanning
mjplanning
10月22日
読了時間: 5分

2026年10月19日〜20日の2日間、熊野古道小辺路(こへち)の後半ルート(三浦口~熊野本宮大社)を歩いて参りました!


今回のツアーは、先月(9月28日~29日)に小辺路の前半(高野山~三浦口)をご一緒した3名のお客様からの「熊野古道小辺路を歩き切りたい!」という熱いリクエストから実現した企画です。


前半戦は2日間ともほぼ絶え間ない大雨に見舞われ、なかなかにハードな山行となりましたが、はたして今回の後半戦のお天気はどうだったでしょうか…!?


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## 熊野古道「小辺路」とは?


熊野古道小辺路は、二大聖地である「高野山」と「熊野本宮大社」を最短距離で結ぶルートです。戦国時代頃には人々が行き交っていた記録が残っています。


その険しさゆえに天皇の行幸などの華やかな記録はありませんが、熱心な巡礼者や、日用品・物資の輸送ルートとして長年重宝されてきました。

昭和30年代に国道168号線が開通して車社会になってからは利用者が減り、一時は廃道寸前にまで追い込まれましたが、2004年の世界遺産登録をきっかけに再び道が整備され、今では多くのハイカーに愛される道となっています。


ちなみに、9月に前半を歩いた際は6〜7名のハイカーとすれ違いましたが、今回は三浦口を出発してから三軒茶屋で「中辺路」に合流するまで、他のハイカーには一人も出会いませんでした。静寂の中でじっくりと古道と向き合える、贅沢な時間の始まりです。


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## 【1日目】標高差700mを登り、歴史の面影が残る「三浦峠」へ


出発数日前から天気予報をチェックしていましたが、予報は「曇り時々雨」。

「今回も結構降られるかも…」とお客様と一緒に覚悟を決めつつ、朝7時前に橋本駅前ロータリーへ集合しました。皆様、朝早くからきっちりとご集合いただき感謝です!


タクシーで十津川村の三浦口へ移動し、いざスタート。空は曇天ですが、幸い雨の気配はまだなさそうです。


【📷 写真挿入1:スタート地点(三浦口付近)や途中の古道の雰囲気】


小辺路にある3つの1,000m越えの峠のうち、2番目の難所となる「三浦峠」を目指します。

三浦口の標高は350m、三浦峠は1,060m。標高差約700mの登りです!


少し登ると、かつて旅籠があった「吉村家跡」に到着します。

ここには、防風林として植えられた樹齢500年とも言われる巨木の杉が今もドッシリと立ち並んでいます(吉村家の方がこの地を離れたのは昭和23年のことだそうです)。


【📷 写真挿入2:吉村家跡の巨木杉や古矢倉跡などの石積み】


11時過ぎ、無事に三浦峠へ到着し、ここでお昼休憩。

ここからは西中地区まで標高差800m以上を一気に下っていきます。


途中には「古矢倉跡」や「出店跡」といった茶屋・旅籠の跡地があり、「よくぞこんな山奥にこれほどの石積みを築いたものだ…」と感動させられます。足元には、絶滅危惧種で日本の固有種でもある「トガサワラ」の松ぼっくりも見かけました。


西中から本日のお宿がある十津川温泉までは、国道425号のアスファルト歩きです。奥深い山間部ですが民家が点々とあり、里山の風景に心が和みます。結局、十津川温泉に到着するまで雨に降られることはありませんでした!


### 本日の宿:十津川温泉「ゑびす荘」さん

1日目の疲れを癒やしてくれたのは、十津川温泉の「ゑびす荘」さん。

源泉かけ流しの少し熱めのお湯が身体の芯まで染み渡ります。夕食には、鶏やキノコがたっぷり入った美味しいお鍋や、温泉水で炊き上げたご飯など、こだわりのお料理をいただきパワーを完全回復しました!


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## 【2日目】最後の難所「果無越え」と感動のゴール


2日目は朝6:30に宿を出発。朝食と昼食(お弁当)を早い時間にご準備いただき、大変助かりました。

出発時は小雨がパラついており、この雨はお昼過ぎまでしとしとと降り続くことになります。


この日は小辺路最後の難所越え。

登り始めの柳本橋(標高130m)から果無峠(標高1060m)まで、昨日を超える標高差約900mを登っていく、数字で見てもかなり険しい一日です。


【📷 写真挿入3:ポスター等でも有名な「果無(はてなし)集落」の風景】


ポスターなどでよく目にする美しい「果無集落」を過ぎると、さらに上部まで長い長い石畳の道が続きます。


10:40頃、果無観音堂を過ぎて30分ほど登ったところで果無峠に到着!ここでお昼ご飯をいただきました。


【📷 写真挿入4:果無峠や道中に佇む西国三十三所観音石仏】


下りも長く、足元の悪いガレ場が続きます。八木尾まで下りるのに約2時間半。

果無越えの道中には、西国三十三箇所を模した石仏がずらりと並んでいます。大正11年に地元住民の方々が旅人の安全を願って寄進したものだそうで、丁石(道標)の代わりにもなっており、大変ありがたく励まされた気持ちになりました。


### 中辺路との合流、そして熊野本宮大社へ


八木尾へ下りて「道の駅 奥熊野古道ほんぐう」でひと休み。

そこから少し歩くと、「三軒茶屋」でついに中辺路(なかへち)と合流します!


ここから先は「小辺路」の案内標識はなくなり、中辺路へ吸収される形になります。

それまで静まり返っていた山道とは一変、中辺路に入った途端に多くのハイカーで行き交っていました。スペイン語を話す海外からの団体ツアーの方々もいらっしゃり、現代の熊野古道の賑やかさを肌で感じました。


【📷 写真挿入5:熊野本宮大社での参拝・集合写真】


そして最後は、ついに目的地の熊野本宮大社へ!

無事にお参りを済ませ、前半・後半あわせて合計4日間にわたる熊野古道小辺路の行程をすべて完了しました。


お迎えのタクシーで紀伊田辺駅へ向かい、特急くろしおに乗って大阪への帰路へ。充実感と達成感に満ちあふれた、最高の旅となりました。


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## 終わりに


歴史の風情を感じながら一歩一歩歩みを進める山歩き・古道歩きには、本当に何とも言えない素晴らしい魅力がありますね。ご一緒いただいたお客様、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました!


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